富士フイルム社製の最新式経鼻内視鏡EG-840Nを導入しております。 小指の先より細い5.8mmのスコープで、鼻もしくは口からの検査が可能です。 胃の中の微細な炎症や、血管走行をより明瞭に診えるようにサポートする 特殊光観察機能や光学性能の良いレンズでより病変部に近接して診断が行えます。 また、145倍まで近接拡大をして胃の病変部を拡大して観察可能な経口拡大内視鏡 EG-760Zも導入をしており、術後の経過観察やその場での処置等汎用性の高い検査を 行っておりますので、毎年の内視鏡検査などでより詳細な検査をご希望の方は、 当院までお気軽にご相談ください。
1.診察 |
緊急時を除き、通常は一度診察を受けていただき、検査の説明と日時を決めさせていただきます。検査前日や当日の食事、普段服用いただいているお薬の対応など丁寧にご説明させていただきます。次に感染症検査のために採血をさせていただきます。 |
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2.検査前日 |
夜の食事は消化に良いものを21時頃までに済ますようにしてください。それ以降は絶食ですが透明で糖分のない水や薄いお茶は飲んでも問題ありません。 |
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3.検査当日 |
午前中の検査予約の場合は、朝食は食べずにご来院してください。水分は透明で糖分のない水を必要最小限飲んでください。 |
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4.ご来院 |
経鼻内視鏡もしくは経口内視鏡を選択できます。当院の経鼻内視鏡スコープは極細で経口内視鏡と違い舌の根本に当たって起こる強い嘔吐感を軽減できますので経鼻内視鏡をお勧めします。また、鼻からの場合は会話が可能で検査中、何か気になることがあれば質問することができます。 検査に関して分からないことはお気軽にご相談ください。 ※鎮痛剤を使用した検査も行えますが当日の自動車、オートバイ、自転車などの運転が出来なくなります。 |
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5.検査 |
内視鏡検査専用の個室待合室をご用意しています。そこで検査着に着替えていただき検査室に移動します。検査室では胃壁を鮮明に観察できるよう、胃の中の泡を消す薬剤を服用していただきます。次に経鼻検査の場合は、鼻の奥に出血防止と痛みを軽減する薬剤をスプレーで噴霧し、スコープと同じ太さのステックを使い左右どちらが検査に適しているか確認します。左右どちらか決まったら、ステックを5分ほど入れて準備完了です。 経口検査の場合は、咽頭麻酔を行ってマウスピースを口にくわえ、ご要望があれば鎮静剤を投与して検査開始です。 食道・胃・十二指腸を詳細に確認する検査は5分程度です。ただし、組織採取を行うともう少し時間がかかります。 |
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6.検査終了、結果説明 |
鎮静剤を使った検査を行った場合、ベットに寝たままリカバリー室へ移動して30分ほどお休みいただきます。 経鼻検査で鎮痛剤を使っていない方は検査後に結果説明を聞き、お帰りいただけます。 検査結果説明は検査画像をご覧いただきながら分かりやすくご説明させていただきます。気になることがございましたら、どのような些細なことでもお気軽にご質問ください。 ※組織を採取して生検やピロリ菌感染検査を行った場合は、結果が出るまで1週間ほどかかります。再度ご来院いただき結果をお伝えすることになります。 |
この部分にスコープが触れると吐き気が起こる
この部分にスコープが触れない
検査の項目 | 1割負担 | 3割負担 |
胃内視鏡検査 (観察のみ) | 約2,000円 前後 | 約5,500 前後 |
胃内視鏡検査 生検 病理組織検査 | 約3,000円 前後 | 約10,000円 前後 |
食道・胃内異物摘出 (アニサキスなど) | 約5,000円 前後 | 約15,000円 前後 |
※金額は概算で事前検査等の料金は含まれていません
※詳細は受信時にご説明させていただきます。
※各種クレジットカードご利用いただけます。