富士フイルム社製の新型大腸内視鏡EC-760ZPを導入しております。 光学拡大145倍の近接観察が可能であり、2mm以下の小さな病変も病変内の微細な血 管走行まで確認して診断を行っております。 大腸がんは早期に発見し、処置をすれば怖くない病気になりました。 さらに将来を見据えて大腸内視鏡検査ではAI診断支援装置CADEYE(キャドアイ)を 導入しました。この装置は、大腸内視鏡検査時に腫瘍性病変(ポリープ)を見つけ、 将来がん化する可能性があるか否かを鑑別までしてくれます。 専門医とAIの目でダブルチェックを行いながら、受診者様の利益を最大限に広げ、病 変の早期発見によるQOL向上を願って高品質の検査に努めております。
1.事前診療と検査予約 |
大腸カメラ検査は、前日の食事制限と下剤の服用、当日の下剤の服用という前処理が必要です。そのために診察を受けていただき前処理等の説明を聞いていただいた後に検査のご予約をしていただきます。また、事前検査で感染症チエックのために採血を行います。 普段、服用しているお薬をすべて確かめて前日や当日の服薬をご指示いたします。特に血液をサラサラにする抗凝固剤を服用している場合、必ず事前診療で抗凝固剤を服用していることをお伝えください。大腸カメラ検査で疑わしい部分の病理検査を行うため組織を採取することや大腸ポリープが発見されたらその場で切除する日帰り手術を行います。抗凝固剤を服用していると切除で出血が止まらなくなってしまう可能性があります。 |
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2.検査前日 |
普段服用しているお薬は事前診療での指示に従い服用してください。 3食は消化の悪いものは避け、夕食は21時までにすませてください。特に夕食は素うどんや白粥、豆腐など消化しやすいものを食べてください。なお、ご希望があれば検査専用食をご用意いたします。夕食後は検査終了まで絶食です。水分は透明で糖分が含まれない水を飲むようにしてください。夕食後に下剤を服用していただきます。 |
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3.検査当日 |
検査当日は検査時間の6時間前に下剤を服用していただきます。 |
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4.来院と準備 |
腸内がきれいになりおなかが落ち着いたら検査時間少し前にご来院いただき、専用の個室で検査着にお着換えをお願いします。 |
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5.検査 |
検査室に入り、医療用ゼリーを塗った肛門にスコープを挿入して検査開始です。検査所要時間は15分~30分程度でポリープを切除した場合でも個数にもよりますが30分~60分ほどで終了します。鎮静剤を使用した場合、終了後はベットのままリカバリー室へ移動して30分ほどお休みいただきます。※鎮痛剤を使用した場合、お帰りの際自動車、オートバイ、自転車の運転は出来ません。 |
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6.検査終了、結果説明 |
鎮静剤を使用していない場合は検査後直ぐに結果をご説明します。鎮静剤を使用した場合は30分ほどお休みいただいた後に結果をご説明します。説明は検査画像をご覧いただきながら分かりやすくご説明します。気になることがあればお気軽にご質問ください。 検査中に組織採取、ポリープ切除を行い病理検査に出した場合、結果が出るまで1週間ほど時間がかかります。再度ご来院いただき結果をお伝えします。 |
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7.帰宅後 |
飲食は検査終了後、1時間後から可能です。ただし、当日の飲酒や運動は控えてください。 ポリープを切除した場合は当日は消化しやすいゼリーやプリンなどを食べ、腹痛や出血がないか確認しながら消化に良いものから少しずつ食べるようにしてください。また、1週間は飲酒、激しい運動は控えてください。 |
検査項目 | 1割負担 | 3割負担 |
大腸検査 | 約2,500円 | 約7,500円 |
大腸検査+病理検査 | 約3,000円 | 約10,000 |
大腸ポリープ切除術 | 約12,000 | 約28,000円~38,000円 |
※診察料、採血費用は別途必要となります。
※各種クレジットカードご利用いただけます。